New Zealand Wine Life vol.03 北島の主要なワインの産地

ニュージーランドワインコラム:北島の主要なワインの産地 GOURMET

ノースランド Northland

1819年に、ニュージーランドで初めてブドウの樹が植えられたのがケリケリ。普段ノースランド産ワインを見かけることはほぼないので、ベイ・オブ・アイランズ方面に出かける際には、ぜひワイナリーでテイスティングを!

オークランド Auckland

ワイヘキ島、西オークランド、マタカナ

人口約169万のNZ最大都市。20世紀初めにクロアチア移民によってワイン産業の基礎が据えられた地域で、今でも大規模ワイナリーのホームとなっている。サブリージョン毎に特徴が異なるが、ボルドーブレンド、シラー、シャルドネが多く栽培されている。 

ホークス・ベイ Hawke’s Bay

コースタルエリア、ヒルサイド、アーユルヴェイユ・プレインズ、リバーバレイズ、セントラル・ホークスベイ

 2番目に大きな生産地。温暖な気候と豊富な日照を得られることが、ぶどう栽培に適していて、国内のメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーの大半を生産している。 

「ギムレット・グラヴェルズ」という黒ブドウの栽培において特に評価の高い区画があり、 ボトルに「Gimblett Gravels」と表示があれば一つの指標に! 

白ワインではふくよかなスタイルのシャルドネやソーヴィニヨン・ブランを造っている。 

ギズボーン Gisborne

オーモンド、パトゥタヒ、マヌトゥケ

キャプテン・クックが最初に上陸した場所。最東端で、国内で一番に日が昇り、日照時間が長く、気温も高い。シャルドネの生産量と評価が高い。 

ワイララパ Wairarapa

マスタートン、グラッドストーン、マーティンボロ 

コンパクトながら多様性に溢れ、高評価なピノ・ノワールをはじめ高品質なワインを生産するブティックワイナリーが多数。気候がブルゴーニュと似ている小地区マーティンボロのピノ・ノワールは世界的にも名声を得ている。ソーヴィニヨン・ブランが2番目に多く生産されている品種。 

ワイナリーに行ったらここをチェック!
北島の主要なワイン産地

ワインエキスパートの理沙さんの厳選ワインをご紹介!

Risa's Choice
© Ata Rangi

© Kumeu River Wines
辛口2
ダイヤー 理沙 さん

ダイヤー 理沙 さん

2001年からニュージーランド在住。
J.S.A ワインエキスパート。WSET Level3。
ワインの勉強をしつつ、お料理とのペアリングを考えたり、NZでのワイナリー勤務の経験、現地の視点を交えてNZワインの魅力やお役立ち情報を発信中。

Instagram: @luv.vin.nz
WEB: lovewinenz.blog
Email: info@lovewinenz.com

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