新規感染45人、急増の背景

9月29日に発表された新型コロナ新規感染者は45人(このうち感染経路不明が12人)で全てがオークランドの事案。28日の同8人から急増したことで、楽観ムードが吹き飛んだ。

この急増の理由について保健省のブルームフィールド長官は、33人については家庭内や濃厚接触による感染と判明しており、その多くが公的扶助の一つである「仮住まい住居」の居住者であって、過密な住環境や行動パターンなどから、予想外ではないと説明した。

ヒプキンス新型コロナ対策担当大臣は、「誰も喜ばない冷水を浴びせるような数値だが、理由はある。それだけ感染しやすいということ。気落ちせず、気を抜かず、封じ込めを進めよう」とコメント。同日、国民党が発表した国境再開計画について見解を問われると、「まだきちんと読んでいないが、国民党のプランはクリスマス前に新型コロナウィルスの流行を招き入れ、英国の二の舞を演じることになるのではないか」と感想を述べた。

<参照>(英語原文)
https://www.nzherald.co.nz/nz/covid-19-delta-outbreak-45-new-cases-today-12-are-unlinked-new-christchurch-miq-facility/4MUA6MR5XYQYGO7OODO3PCV4EI/

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