2022年6月号掲載
PICK UP
他に類を見ない映画祭
Doc Edge International Film Festival
世界中のドキュメンタリーを大胆に取り入れ、3都市での劇場上映とオンライン上映を合わせたハイブリッド映画祭。長編・短編映画を合わせて113本が公開され、各国の奥深くにある事実に触れる機会となっている。中でもワールドプレミアとして一番に決定した英国人マシュー・バウアー監督の作品『The Other Fellow』は、〝ジェームズ・ボンド〟という名前を背負うことの難しさを描いた衝撃作だ。オンラインでは6月1日~10日、オークランドとクライストチャーチでは6月15日~、ウェリントンでは6月30日~開催。
懐かしいメロディに沸き立つ
The Wedding Singer
80年代のサウンドに乗せた歌と踊りの陽気なミュージカル。トニー賞最優秀ミュージカル部門にもノミネートされたこのステージは、ブロードウェイ、英国、オーストラリアでの完売公演を経てニュージーランドへ上陸。バンドマンのロビーが10年に一度の大舞台を成功させ、理想の女性を射止めることができるのかというロマンチックコメディで、軽快なテンポに思わず微笑んでしまう “アドレナリン全開” な仕上がりとなっている。
日本文化や食にどっぷり浸る
Japan Festival Wellington 2022
2年に一度のジャパン・フェスティバル・ウェリントンは、武道や俳句などの伝統文化からコスプレやアニメなどのポップカルチャーやハイテクカルチャーまで、幅広い年齢層が楽しめるお祭り。今回は、和楽器を使ったパフォーマー2組や日本人グラフィックデザイナーによるステージ、オープニングでは日・NZ国交70周年を記念して70杯分の茶道のお点前が披露される予定だ。寿司やラーメンなどおなじみの和食も堪能したい。
FESTIVAL
Matariki Ramaroa 2022
ウェリントンの北50キロに位置するカピティ地
域でのマタリキを祝うお祭り。パラパラウムのマクリーンパークでは光の彫刻、ビーチのかがり火、ミュージシャン、アーティストによるパフォーマンスが繰り広げられ、オタキでは、南半球最大の国際先住民族映画祭である第9回マオリランド映画祭が開催される。
FOOD
Taranaki Beer Festival
タラナキとニュージーランド全土から集まった30
以上の醸造所のクラフトビール、サイダー、炭酸飲料が楽しめる2日間。インドアショップやフードビレッジ、ビール作りの「科学」クイズなどエンターテイメントにあふれ、喉をうならせる週末になるだろう。
Fondue Lounge
ホークスベイのワインと料理の祭典Winter F.A.W.C! のプログラムの一つで、スイス生まれのチーズフォンデュをワインと味わうイベント。パン、肉、野菜とチーズのフォンデュボードが用意されており、マルドワインとメニューリストからのワイン1杯が提供される。
【所】The Urban Winery, 3 Ossian St., Ahuriri, Napier【時】18:00~20:00【料】60ドル【Web】www.fawc.co.nz/events/attend/741285
SHOW
Matariki Glow Show
暗闇で魔法のように光るキャラクターがマオリの
新年マタリキを祝うショー。マタリキがパブリックホリデーとなる最初の今年は、一体感をメインテーマとし、より大きく、より大胆に、より多くの音楽とパペットが登場。北はカイタイアから南はインバーカーギルまで各地の40 の劇場を回る。
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EXHIBITION
Dinosaur rEvolution: Secrets
of Survival
カンタベリーミュージアムでは、恐竜のイメージ
を一新するような新発見を盛り込んだ恐竜展が開催されている。ジュラシックパークを彷彿させる実物大の動く恐竜4体や骨格、触ることができる化石の鋳型などにスポットを当てた体験型イベントだ。中国遼寧省で発見された化石には皮膚や軟組織、羽毛を含み、現代の鳥の先祖に近いことがわかっており、恐竜がどのように食事をし、戦い、繁殖していたかを学ぶことができる。
MUSIC
NZ String Quartet | First Light
ダイナミックな演奏スタイルで国際的な評価が
高いニュージーランド弦楽四重奏団によるマタリキにささげた演奏会。ハイドンやシューマン、モーツァルトの名曲に新たな視点を与える、“生・喪失・再生”をテーマにした3つのプログラムが各地で演奏される。
*2022年6月号掲載時の情報です。イベントは中止や延期になる可能性があります。最新情報やワクチンパスの要不要等は各イベントのウェブサイトでご確認ください。