2022年12月号掲載
マッシュルーム Mushroom
夏の日差しを味方に干し野菜作り
夏だからこそ!挑戦して頂きたいのが干し野菜作りです。野菜を切って干すと短時間で野菜の水分を飛ばすことができ、いつもと違う「食感+うま味」を手軽にお楽しみいただけます。
干し野菜の作り方はとても簡単です。ザルやかごに切った野菜を重ならないように並べて、風通しの良い所に数時間から3日間ほど置き、水分を飛ばします(夜間は屋内に移動するのが良いです)。正解も不正解もなく、ご自身のスケジュールと天候、そして野菜の種類や切り方に合わせて楽しく実験してみてください。数時間から半日ほど干して少し縮んだ柔らかい野菜は、そのまま酢の物やサラダ、炒め物として頂くことができます。また、数日干して水分をしっかり飛ばした野菜は乾物として長期保存できます(食品添加物不使用なので、私は冷蔵庫で保存しています)。
きのこ類は日光でビタミンDが増加
マッシュル―ムやシイタケなどのきのこ類は日光に当てることでビタミンDの量が増加します。ビタミンDの働きは、体の中でカルシウムの吸収率を高めるので強い骨づくりに必須です。そして免疫機能を調整する働きもあるので、ウィルスや細菌に対して体が戦う際の強い味方にもなります。気管支炎、風邪などにも効果があると言われています。そして、ビタミンDを効率よく体に取り込むには、脂質を摂ることが大切になります。
材料
マッシュルーム：適量
オリーブオイル：適量
粒コショウ：数粒
お好みの香味野菜(ニンニク、鷹の爪 、葱等)：適量
お好みのハーブ(ベイリーフ、ローズマリー、タイム等)：適量
作り方
❶マッシュルームを少し厚めに切る。
❷ザルの上にマッシュルームが重ならないように並べ、1〜2日間天日干しする。
❸少量のオリーブオイルで香味野菜をサッと炒め、香りを立たせる。
❹瓶にマッシュルーム、炒めた香味野菜、粒コショウ、ハーブを加える。
❺❹に全材料が浸るまでオリーブオイルを注ぐ。
❻冷蔵庫で保存する。
丸山 国子さん
管理栄養士・ヘルスコーチ栄養指導回数は1万回以上。メタボ・アンチエイジング・体質改善・便秘など、ホリスティックなアプローチでプログラムを提供。ズボラ管理栄養士の瞬間クッキングも好評。自身の体質改善の際に”全ての病は腸から始まる”というヒポクラテスの名言を体感するなかで、ボーンブロスに魅せられ、手軽なボーンブロスの素を国内外に紹介中。
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