Vol.007 ケールのピーナツ味噌和え

ニュージーランドの食材で作れる!アオテアロアの恵みレシピ! GOURMET


ケール Kale

野菜の王様ケール第二弾、秋の体調に合わせて摂りたい食材

気温が下がり日暮れが早いこの季節、室内での活動が長くなり何となく頭や体の緊張をいつも以上に感じている方はいらっしゃいませんか?もしくは、気分が沈みがちだったり、眠りづらい日が続いたり。

そんなときにケールを食事に取り入れてみてはいかがでしょう。

脳のリラックス効果

基本は季節に関係なく身体を動かし、自然からの恵みの食材を多種類いただくことをお薦めしますが、数年前からギャバ:GABA(ガンマ―アミノ酪酸)という栄養素が、自律神経を整えて身体と脳をリラックスさせる効果があると言われて注目を浴びています。これは睡眠中に作られる物質です。

日本では機能性食品として嗜好品に添加されているのを見かけますが、その前に身近な食品からもGABAを摂ってみませんか?

GABAが多く含まれている食品として有名なのが発芽玄米ですが、野菜や果物にもGABAは含まれています。今回は、GABAが豊富に含まれているケールのレシピをご紹介します。

ケールを料理に使う場合は、葉が小さく柔らかい物を使うと、口当たりがよく食べやすいですし、やわらかな風味を楽しんでいただけます。

ケールのピーナツ味噌和え

材料

ケール:適宜
※ケールの量に合わせてピーナツ味噌の量を調整してください。

【基本のピーナツ味噌】
 味噌:大さじ2
 酒:大さじ2
 ピーナツバター:大さじ2〜3
 醤油:大さじ1(ピーナツが有塩の場合は減らす)
 ハチミツ:小さじ1

作り方

❶ケールの葉を茎から外す。
❷沸騰させたお湯に塩を一つまみ入れて、茎から茹で始める。2〜3分後、葉を入れて柔らかくなるまで茹でてから、ザルにあげる。
❸食べやすい大きさに茎と葉を切り、水気を絞ってから調味料と和える。

Kuniko Maruyama

丸山 国子さん
管理栄養士・ヘルスコーチ

栄養指導回数は1万回以上。メタボ・アンチエイジング・体質改善・便秘など、ホリスティックなアプローチでプログラムを提供。ズボラ管理栄養士の瞬間クッキングも好評。自身の体質改善の際に”全ての病は腸から始まる”というヒポクラテスの名言を体感するなかで、ボーンブロスに魅せられ、手軽なボーンブロスの素を国内外に紹介中。

【Web】www.umamilife.net
【FB】facebook.com/yesumamilife

 2023年4月号掲載

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