Vol.028 時短料理の強い味方、八方美人な夏野菜!ズッキーニ

ニュージーランドの食材で作れる!アオテアロアの恵みレシピ! GOURMET

ズッキーニ zucchiniはコージェット courgette

フランス語ではコージェットですが、イギリス英語でも同様です。
ニュージーランドでは両方の名前で呼ばれていますが、皆さんはどちらの名前をお使いでしょうか。

「切りやすい、短時間で煮える、味が浸み込みやすい」味に癖がないので、様々な食材と合わせやすい使い勝手の良いズッキーニ。

選び方:皮にハリがあり傷がない、色が濃い
保存方法:乾燥を防ぐために紙袋に入れて冷蔵保存

かぼちゃの仲間のズッキーニのいろいろ

外見はキュウリで食感はナスのようなズッキーニ。実はウリ科カボチャ属で、カボチャの仲間。かぼちゃとの大きな違いは、完全に成長をする前に収穫され、糖質がかなり低いこと。花のついた状態やUFOズッキーニ(平たく円盤形)も見かけますが、球状のズッキーニもあるんですよ。色は黄色や緑が一般的ですが、オレンジ、薄緑や黄色そして緑のまだら状のズッキーニもあります。

旬の野菜の良さは、その季節に必要な栄養素が豊富に含まれていること。夏の暑さや日差しで疲れた体や紫外線を浴びた皮膚の回復を助けるビタミンC、発汗を促し体温を下げる働きのあるカリウムを含みます。代謝を助けるビタミンB群、他にも食物繊維、マグネシウム、カルシウムなどがあげられます。

ズッキーニは油を使うことで甘味が増し、栄養素が効率よく体に吸収されるようになります。

ズッキーニブレッドは甘めの物が多いのですが、みなさんの健康を願い、簡単で冷凍保存も出来る「砂糖、グルテン、乳製品」未使用のレシピを考案。種子類の粉を組み合わせて「しっとり」とした食感に仕上げました。

材料

ズッキーニ:中2本~3本(擦り下ろし水分を切った状態で200g)
塩:1つまみ
アーモンドの粉:150g
フラクスシードの粉:90g
サイリュウム:30g
ベーキングパウダー:大さじ1
塩:小さじ1杯
にんにくの粉:小さじ2杯
胡椒、スモークドパプリカなど、お好みのスパイスを適量
卵:4個
酢:小さじ2杯
ココナッツオイル:90g
ココナッツヨーグルト:110g

下準備

オーブンを180℃(ファンオーブン:160℃)で予熱する。
ズッキーニをグレーターで粗めに擦り下ろし(千切りでも可)、塩一つまみを加えて混ぜ合わせる。
全ての粉類を偏りがないように混ぜ合わせておく。
ココナッツオイルを液体にしておく。
卵を割りほぐし卵液が均一になるまでよく混ぜ合わせる。

作り方

❶ 下準備したズッキーニを手で搾り、水気を切る。
❷ 卵液にココナッツオイルを少しずつ加え卵液の色が少し白っぽくなるまで混ぜた後、酢、ヨーグルト、粉類の順に加えながら混ぜ合わせる。
❸ パウンドケーキ型に生地を流しいれて、オーブンに入れて40分から50分間焼く。中心に串をさして生地が付いてこなければ完成。

♡うま味のあるスーパーフード風に
身体に吸収しやすいタンパク質を豊富に含む牧草牛100%粉末ボーンブロスを加える。水やお湯でも溶けるので「良質な栄養源」として、キャンプにも便利です。

★持ち寄りパーティで
様々な食習慣の方にもおすすめ。もちろんワインとの相性も良いですよ。3日間位は冷蔵庫で保存が可能。
冷たいままの状態でも楽しめます。

★キャンプなどの野外調理で
ココナッツオイルを溶かす手間を省くために、オリーブオイルを代用してください。フライパンで小さめに焼くと、ベジタリアン用のハンバーグにも。


Kuniko Maruyama

丸山 国子さん
管理栄養士・ヘルスコーチ・パーソナルシェフ

自身と多くの方の体質改善に胃腸の立て直しの重要性を痛感し、消化吸収されやすくタンパク質、アミノ酸やコラーゲンも豊富でうま味のある、伝統的なボーンブロスがとても役に立つことを経験。現在は、手軽に使えて携帯にも便利な牧草牛粉末ボーンブロスを国内外に紹介中。
美味しく食べながらパフォーマンスを高めたい方向けのヘルスコーチ兼パーソナルシェフとしても活躍中。

【Web】www.umamilife.net
【FB】facebook.com/yesumamilife
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