お土産成功談
ニュージーランドワインは日本ではあまり見かけないので、お酒好きの人には喜ばれる!
キーウィバードや羊の可愛いぬいぐるみが小さい子とお年寄りに好評だった。
マヌカハニーをあげた人から、抗菌作用のおかげか、毎日食べていたら風邪をひかなくなったと好評だった。(効果については諸説あり?!)
スーパーに売ってるクラフトビールは外国らしい可愛いパッケージのものが多くおすすめ。ワインの様に瓶ではなく缶なので割れる心配も少なく、一本づつバラでも買えるので色々な種類を買って帰り、少人数で集まった時に一本づつ配ったら喜ばれた!(ただし飛行機内は気圧が高いので、念のためビニール袋などに入れるのがおすすめ)
全身に使える保湿クリームが冬になると使いやすいと好評だった。
リップクリームやハンドクリームは軽くて小さいから、たくさん買っても持ち帰るのに便利。マヌカハニーやKawakawa、ラノリンなど、ニュージーランドっぽい製品がたくさんある。
ラノリンのリップクリームが好評で、日本に帰国するたびにお土産で友達に配る分含めて買ってきてほしいと言われる。
日本もビニール袋がスーパーで廃止になるところが多いそうで、NZのスーパーなどでも買える可愛いご当地エコバッグが意外と喜ばれる。
スーパーで手に入る個別包装されているチョコレートや、モーニングティー用の小さいチップスやグミなど、小分けになったお菓子類を数種類買って帰り、全部まとめて箱に入れて好きなものを選んでもらうようにしているが、これが結構こどもたちに人気!
お土産失敗談
液体系のお土産が気圧の変化でこぼれて荷物を汚してしまった。それからは緩衝材としてタオルを入れたりジップロックのようなビニール袋を使い、ある程度空気を抜いて二重でパッキング!
成り行きでたくさん友人に会って、お土産が足りなかった。
意外とニュージーランド国内はご当地土産がほとんどない。どこの町に行っても、売っているお土産は基本的に同じで、面白みがない?!
ワインを買って、スーツケースで持ち帰るのが嫌だったので、ワイン専用の郵送ボックスに入れて送ったら、送料が中身より高くついた。
あるある過ぎて忘れがち?!手荷物にお土産に買ったワインを入れてしまった。もちろん没収。
航空会社の規定で持ち運べないものがあった。日本の検疫、税関の他に、航空会社でも荷物の規定があるので、調べるのが大変!
外国っぽいと思って日本のものより大きいサイズの板チョコ(250g)やクッキー(85g)をあげたら、大きすぎて食べきれないと不評だった。
街中のお土産屋さんで高級なマヌカハニーを買ったが、後から考えたらスーパーで売っていた割安なマヌカハニーで十分だった。
良かれと思って香り違いや味違いにしてみたが、お土産を平等にしないと大人でも少しギクシャクする場合も!?
以前オーストラリアに滞在したときのお土産が気に入られて、オーストラリアのお土産を買ってきてと言われたが、近いけど違う国なので買えなかった。
お土産は時間に追われながら選んだり、調べないといけないことが多く、フライト前はバタバタしがち。お土産に関して気をつけたいことなどをご紹介します。
お土産も気になるけど、一番大事なのは無事の到着?!
いろいろなお酒を持って帰りたいけど、それはできる?
品目によってできるもの、持ち込める量、課税額など確認しておきましょう。
日本入国の際のお酒の免税範囲は成人1人あたり2,280mlまで(760ml×3本=2,280ml)ですが、免税範囲を超えてもワイン・ビールなら200円@リットルなので、例えばクラフトビールをいろいろ買っても数百円支払うだけの場合も。
【税金の計算】
www.customs.go.jp/kaigairyoko/zeigaku.htm
【旅行者の免税範囲】
www.customs.go.jp/kaigairyoko/menzei.htm
液体や溶けるものは持ち込めない?
どれくらいの量ならOK?
こちらも、品目によってできるもの、持ち込める量など確認しておきましょう。
日本の検疫や税関の情報を確認し、さらに航空会社などの規定もあらかじめ確認しておきましょう。持ち込める場合には、衝撃に備えてタオルなど緩衝材を入れたり、ビニール袋で空気を抜いて密閉しておくなどすると、万一気圧で容器が破損しても被害を小さめに留められることが。
お土産が足りるのか不安です。
いざとなれば日本で買えるものもあります。
日本でもニュージーランド産のものを売っていたりします。航空会社の預け入れ荷物や手荷物の上限などもあるので、悩んでパッキングが大変になったり、慌ててトラブルになりそうなら、足りなかったら日本で買うと割り切って出発の準備を進めるのも手かもしれません。
航空会社によって預け入れ荷物や
席への手荷物の上限の重さが違う?
違う場合が多いので当日カウンターで慌てないように、必ず事前に確認しましょう。できればお土産を買う前に確認すると良いでしょう。
航空会社によって航空券の料金に含まれる預け入れ荷物の上限の重さが23kgや30kgなどかなり違う場合がありますので、必ずフライト当日まで、できればお土産を買う前に確認しておきましょう。追加料金も調べておき、どれくらい料金がかかるのか、どうやって空港や到着後に運ぶかも考えておきましょう。
日本の検疫や税関を通過できるか不安。
規定や禁制品はある?
持ち込み禁止や検疫の対象であったり、税関での申告が必要なものがあります。品目によってできるもの、持ち込める量などを確認しておきましょう。
特に検疫には農林水産省の規定があります、変更されることもあるので、必ず最新情報を確認しておきましょう。申告が必要なものは検疫や税関で申告しましょう。
【動物検疫所】www.maff.go.jp/aqs
【植物防疫所】www.maff.go.jp/pps
【税関】www.customs.go.jp
【動物検疫所:肉製品などのおみやげについて】
www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/product/aq2.html
オーストラリアやニュージーランドなどでは、日本向けに検査証明書を添付して販売されているものもあるそうです。
www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/product/pdf/certificate.pdf
【動物検疫所:乳製品の検疫について】
www.maff.go.jp/aqs/topix/dairy_products.html
備えあれば憂い無し!とはいえ、ときには諦めるのも手。
トラブルは回避して安全な空の旅を楽しみ、
日本で大切なひととの時間をゆっくりと過ごしましょう。
無事の到着が一番のお土産かもしれませんね♪
2023年8月号掲載
Text: GekkanNZ