ニュージーランドの公的警察監視機関「IPCA」の役割とサービスガイド

ニュージーランドの防犯情報 LIFESTYLE

IPCA(The Independent Police Conduct Authority)は、ニュージーランド警察を監視する唯一の公的機関です。
警察に関する苦情を処理、調査、解決します。
法律によりIPCAは警察が死亡または重傷を負わせた事件の通知を受け調査を行うことができます。
またIPCAは警察の拘置所も監視し、人権の基準が満たされているかをチェックします。

  • 過剰な権力の乱用から市民を保護する
  • 不正行為を明らかにする
  • 警察の実務と方針を改善する
  • 公的説明責任を果たす
  • 警察内部の規律を奨励する
  • 汚職を防ぐ

司法部門の目的である「安全で公正な社会」のための 3 つの目標

  • 利用しやすい司法サービスの提供
  • 効果的な憲法上の取り決めを行う
  • 信頼される司法制度であること

警察に不満がある場合はフィードバック

受けたサービスに不満で、説明を求めたい時など、あまり深刻ではない場合は、あなたの不満には地元の警察が対応します。

  • サービスが遅すぎる、または標準に達していない
  • スタッフの態度が悪い、失礼、共感に欠けている
  • 間違った情報、不正確な情報を提供された
  • 不当な扱いを受けたと感じた
  • 犯罪が適切に取り締まられていない

フィードバックの方法

また、次の内容について、いつでも苦情を申し立てることができます。

  • 警察の不正行為
  • 警察の職務怠慢
  • 警察の慣行、方針、手順について
  • 受けたサービスについて

IPCAへの苦情申し立て

IPCAは、ニュージーランド警察に関する苦情を監督しています。 IPCAは裁判官が率いて、完全に独立しており、ニュージーランド警察の一部ではありません。IPCAへの連絡方法は次のとおりです。

  • オンライン苦情フォーム(www.ipca.govt.nz)を使用して苦情を申し立てる
  • 電子メール – info@ipca.govt.nzに電子メールを送信
  • 郵送 – IPCA PO Box 25221, Wellington 6140 宛に書面で申し立てる
    ウェブサイトから苦情フォームをダウンロードして印刷、または、IPCA に電話 (0800 503 728) して苦情フォームを郵送してもらうこともできます。

警察への苦情申し立て

警察に直接苦情を申し立てると、警察から IPCA に苦情を通知をします。
警察に対する苦情は、次の方法で申し立てることができます。

ご希望の場合は、通訳サービスを利用できます。
苦情を申し立てる際は、弁護士、友人、または親戚を同伴していただいても大丈夫です。
警察署で苦情を申し立てられない、訴えにくい場合には、別の場所で事情聴取を受けられる手配をすることもできます。

肯定的な意見のフィードバック

我々警察が良い仕事をした時、その声を聞くのはとても嬉しいことです。警察に関するポジティブなフィードバックや、警察で働く人への感謝の言葉をぜひお聞かせください。

身近なトラブルに関する問い合わせは
ニュージーランド警察(エスニックサービス)まで

遠藤 貴司 – Takashi Endo(Ethnic Liaison Officer)
E-mail: ethnicauckland@police.govt.nz

遠藤 貴司 - Takashi Endo(Ethnic Liaison Officer)
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