ホリデーシーズンの交通安全

ニュージーランドの防犯情報 LIFESTYLE

NZ Policeより新年のご挨拶

2024年は、私たちタマキ・マカウラウ民族サービスチームにとって大変素晴らしい一年となりました。私たちは民族コミュニティの何千人もの方々と関わることができました。また、民族コミュニティ担当の遠藤隆司巡査は、日本人学生を対象に数多くの安全セミナーを実施しました。これも、さまざまな学校や機関からのご支援のおかげです。心より感謝申し上げます。また毎月開催しているミーティングは、私たちの活動の中でも特に重要な取り組みでした。

特定のトピックについて専門の講師をお招きし、参加者の皆様から毎回好意的なフィードバックをいただいています。これは、私たちのチームの仲間として共に活動してくださる地域の協力者の皆様の支えがあったからこそ実現できたことです。皆様の努力と協力に心から感謝の意を表します。

GekkanNZには、遠藤隆司巡査を通じて毎月安全に暮らすためのアドバイスを共有する場を提供していただき、深く感謝しております。これにより、日本人コミュニティに情報をお届けすることができ、大変心強いサポートとなっています。ありがとうございます。

ニュージーランドにお住まいのすべての日本人の皆様が、素晴らしい新年をお過ごしいただけますよう、心からお祈り申し上げます。そして2025年も引き続き皆様と協力しながら活動できることを楽しみにしています。

Jessica Phuang QSM
Ethnic Responsiveness Manager

ホリデーシーズンの交通安全

警察は路上での死亡事故や負傷事故を減らすことに尽力するために関係機関と常に協力しています。しかし、交通安全を保つには、警察だけではなく皆さんの協力が重要です。
すでにご存じのことばかりかと思いますが、行楽シーズンに、もう一度、思い出してください。

シートベルト

走行速度に関係なく、シートベルトを正しく着用することで、怪我や死亡のリスクを軽減できます。シートベルトを正しく着用すると、死亡または重傷を負う可能性は、運転席や助手席では 60 パーセント、後部座席では 44 パーセント減少します。

疲労

疲労は多くの交通事故の要因です。長距離運転を始める前には、十分に休息を取り、事前にしっかり食事を済ませておきましょう。旅を計画する際には、食事、水分補給、休息、ストレッチができるように休憩を組み込んでください。運転を分担すれば、集中力と注意力を維持できるでしょう。眠気を感じ始めたら、車を停めて少し仮眠してください。遅れて到着しても、事故にあって到着できない状況になるよりはまだ良いということを覚えていてください。

携帯電話

運転中は、意識を集中し同乗者を安全に目的地まで連れて行く必要があります。携帯電話は片付け、道路から目を離さないでください。信号で停止しているときも同様です。周囲の状況は一瞬で変化します。すぐに対応できるように細心の注意を払い衝突を回避しましょう。

運転中のアルコール制限

死亡事故の約 3 分の 1 の原因が、アルコールや薬物です。飲酒後に運転することが安全かどうか少しでも疑問がある場合は、運転しないでください。危険を犯す価値はないことを思い出してください。日本人コミュニティ向けのポスターもあります。必要であればダウンロードして掲示してください。もちろん、様々な言語のチラシもあります。ご活用ください。

運転中は携帯を置き、スピードを落とし、しらふで運転し、シートベルトを着用することがとても重要です。どこへ向かうにしても、安全運転と節酒を心がけてください。我々は、すべての道路利用者の安全を確保するためにホリデーシーズン中も多数出動しています。

ホリデーシーズンは遠出も増えて交通事故が増加する時期でもあります。くれぐれも安全運転で楽しい夏休みをお過ごしください。
2025年が皆さんにとって安全に過ごせる様、心よりお祈りいたします。

身近なトラブルに関する問い合わせは
ニュージーランド警察(エスニックサービス)まで

遠藤 貴司 – Takashi Endo(Ethnic Liaison Officer)
E-mail: ethnicauckland@police.govt.nz

遠藤 貴司 - Takashi Endo(Ethnic Liaison Officer)
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