十代の若者は、自分の安全や健康に対してまだ学びの途中にあります。明確なルールを決め、定期的にコミュニケーションを取ることで、正しい判断を促し、危険を避ける手助けができます。
家族や親族(コミュニティ含む)保護者へのアドバイス
- 若者の行動を把握し、いつでも連絡が取れるようにしましょう。
- ストレスへの対処をサポートしましょう。運動、音楽、問題について話し合う会話は有効な方法です。
- 友人の影響で嫌なことを強要されそうになった時に、断る勇気を持てるようサポートしましょう。
- いじめの兆候がないか気を配り、不安があれば学校の先生やカウンセラーに相談しましょう。
- 若者がベビーシッターをする場合は、保護者が事前に雇用主と会い、条件をしっかり確認しましょう。
若者とアルコール
若者のアルコールによるリスクを減らすために、以下の点に注意しましょう。最も安全なのは「飲まないこと」です。
- 飲酒を始める時期を遅らせる
多くの若者は親や家族からアルコールを入手します。研究によると、飲酒を始める年齢が若ければ若いほど、将来的に問題のある飲酒をする可能性が高くなります。 - 少量にとどめる
若者はアルコール耐性が低いため、もし提供する場合は少量にし、低アルコール飲料を選びましょう。 - オープンな対話を心がける
アルコールや薬物について、率直に話し合える環境を作りながら、ルールや望ましい行動を明確に伝えましょう。 - 監督する
若者が参加する場合、アルコールなしのパーティーを検討しましょう。アルコールを提供する場合は、必ず大人が監督し、他の家庭の若者に提供する場合は親や法定後見人の同意を得る 必要があります。 - 飲酒運転を防ぐ
20歳未満の飲酒運転は違法です。若者が飲酒後に運転すれば、もちろん法的責任を問われます。
もし若者が薬物やアルコールの問題を抱えている場合は、アルコール・ドラッグ・ヘルプライン(0800 787 797)へ相談しましょう。また、若者が意識を失ったり、嘔吐を繰り返している場合は、頭を横向きにして回復体位をとらせ、すぐに111番へ連絡し救急車を呼んでください。
さらに詳しい情報は Alcohol.org.nzをご覧ください。
身近なトラブルに関する問い合わせは
ニュージーランド警察(エスニックサービス)まで
遠藤 貴司 – Takashi Endo(Ethnic Liaison Officer)
E-mail: ethnicauckland@police.govt.nz
