2024年11月〜のイベント・映画情報

今年もオークランドCBDのデパートSmith and Caughey’sにサンタがやってくる。「サンタの魔法の森」では、トナカイのひづめの跡をたどって魔法の森を探検したり、クリスマスの準備で忙しく動き回るエルフたちを見たり、居心地のいいコテージでサンタクロース本人に会い記念写真を撮ることができる。子どもたちは、クリスマスツリーの飾りと、プリントしたサンタとの記念写真をもらって大喜びすること間違いなし。当日のショッピングが20%オフになる特典付き。オークランドで最も魔法のようなクリスマス体験であり、子どもたちにとって永遠に残る素晴らしい思い出になるだろう。予約はウェブサイトから。

ニュージーランドの食とワインのお祝い。自然豊かなトゥキトゥキ川ほとりの、みずみずしいオリーブ畑に囲まれた会場でピクニック・スタイルで開催されるこのお祭りは、18のワイナリーと9つの飲食店が協力している。地域最高級ワインと、地元の食材を使った有名シェフが作る料理を楽しめる絶好のチャンス。会場では3つのバンドが午後を通して演奏、幅広いエンターテイメントを提供している。会場の駐車場は無料で、会場から数分の距離にモーターホームもあるのでキャンピングカーでの来場も可。車を持っていない人や運転を気にせずワインを楽しみたい人は、近隣の都市から出ているシャトルバスを利用しよう。

アイルランドの音楽とダンス、伝統の大迫力パフォーマンスを体感しよう。「ケルティカ」は2024年の全国ツアーでオーストラリア、ニュージーランド、香港、カナダ、アメリカを席巻したアイリッシュ・ダンスの大ヒットショー「Celtic Illusion」のプロデューサーが贈る、最もエキサイティングなダンス作品。「Celtic Illusion」「Lord of the Dance」のスターを含むエリート・ダンサーが出演する世界最速のタップダンス、魅惑的な現代アイルランド音楽、見事な衣装を間近で鑑賞できる。家族や友人との夜のお出かけに最適。ファミリー（4人）や10人以上の団体には割引がある。席の予約はお早めに。

時代を象徴する正体不明のアーティスト・バンクシーの作品を、世界15都市・150万人以上の来場者に紹介した大規模な展覧会。有名な版画やエフェメラなど、50点以上が展示されており、初公開の作品も多数ある。「Girl With Balloon」の3色のバリエーション、「Flower Thrower」、「Rude Copper」、そしてバンクシーが友人や同僚、恋人のために作成した手描きのスケッチなど個人的な作品も見ることができる。バンクシーがプロデュースしたテーマパークDismalandや、パレスチナのベツレヘム市にあるホテルWalled Off Hotel、そしてウクライナで進行中の戦争に関する最近の作品にも焦点が当てられている。

パレードなしにクリスマスは始まらない！ロトルアでは、世界的に有名なガバメント・ガーデンに人々が集まり、カラフルな飾りと音楽、行進、そしてもちろん陽気なサンタクロースの登場で、クリスマス・シーズンの到来を告げる。パレードに出場する山車（パレードフロート）やウォーキング・グループの中から、「最もクリエイティブ」、「最もカラフル」、「最もインタラクティブ」などのグループを選び、最大1,000ドルを超える賞金が出る。ニュージーランド各地で同様のパレードが行われており、オークランドやクライストチャーチは11/24、ウェリントン（Upper Hutt）は12/1に開催予定となっている。

オークランドCBD最大のクリスマス・ショッピング・イベントが今年2年目を迎える。おいしいお菓子の試食・購入や、子どもアクティビティコーナー、ステージでのクリスマス・エンターテイメント、ポップアップ・レストランやバーで、家族全員が楽しめる。ひとつひとつ心を込めて作られたぜいたくな手作りのギフトからユニークなクリスマス・ギフトまで、ギフトのアイディアも満載で、思い出に残るホリデー・シーズンになるだろう。大人1人が入場料を支払うと12歳未満の子どもは無料になる。出店者として参加することも可能で、ギフトスタンド、レストラン、体験型の展示などを募集している。

名作『オズの魔法使い』を二人の魔女の視点から描いた裏話として構成される、ブロードウェイ大ヒットミュージカルの映画化作品。緑の肌を持って生まれ周囲からの誤解に悩むエルファバと、恵まれた貴族で生まれながらの人気者のグリンダは、魔法の国・オズにあるシズ大学の学生として出会い、思いがけず深い友情を築いていく。やがて世界に「善い魔女」「悪い魔女」として語られることになる二人の運命を描く。世界的スーパースターのアリアナ・グランデと受賞歴多数の実力派シンシア・エリヴォが主演を、『イン・ザ・ハイツ』のジョン・M・チュウが監督を務める。本作は2部作の第1部で、第2部は2025年公開予定。

ディズニーの大人気ミュージカル・アニメ『モアナと伝説の海』の続編。前作での壮大な冒険から3年、モアナは島の古い言い伝えを知り、オセアニアの遠い海の果てへと旅立つ。邪悪な神々や生き物たちと対決する中で、人々の引き裂かれた絆を取り戻し、世界を再びひとつに繋ぐという使命を果たすため、古い友人である半神マウイや新たな仲間たちとともに、これまでに直面したことのない冒険に挑むことになる。ニュージーランドではマオリ語版が英語版と同時公開され、マオリ語版ではオーストラリアの「The Voice」で決勝に進出したマオリの歌姫・ジェイディン・ランデルがモアナを演じる。

日仏合作の劇場アニメ。父親に捨てられ祖父の寺に置き去りにされた11歳のかりんは、寺で暮らす化け猫のあんずちゃんに世話をしてもらうことになる。勝気なかりんと気まぐれなあんずちゃんの2人の奇妙な友情を描く、ひと夏の物語。森山未來ら俳優が演じた実写映像をアニメに起こす「ロトスコープ手法」という方法で作られたことで話題になった。セリフも撮影時に収録された音声がそのまま使用されている。第77回カンヌ国際映画祭の監督週間に日本のアニメーションとして6年振りに選出され、アヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門ノミネートされるなど、海外でも高い評価を受けた。