教育相と新型コロナ対策担当相を兼務するヒプキンス大臣は11月10日、新型コロナ対策のために休校が続いていたオークランドやワイカト地域の小中学校を11月17日から再開すると発表した。イヤー4以上の生徒はマスク着用が必要なほか、クラスの人数制限や距離を保つなどの条件が付される。オークランドでは8月17日のロックダウン開始以来、3カ月ぶりの学校再開となる。
同地域のイヤー11以上は、先月26日から学校を再開しており、11月10日の小売業や飲食業の営業再開に続いて、段階的に正常化へ向かっている。学校再開に先立つ11月15日は、教育従事者に義務付けられた新型コロナワクチン接種1回目の期限となる。政府は現在のファイザーに加えてアストラゼネカのワクチンも導入すると発表した。
全国にいる約8万人の医療従事者のワクチン接種率は95%に達している。しかし、約4000人が未接種だと推定され、11月15日の期限を前に気をもむ展開となっている。
<参照> (英語原文)RNZ News
https://www.rnz.co.nz/news/national/455437/live-covid-19-updates-for-11-november-all-the-latest-on-the-delta-outbreak
One News
https://www.1news.co.nz/2021/11/10/thousands-of-dhb-workers-yet-to-receive-first-vaccine-dose/