新型コロナウイルスの市中感染発生によって、8月17日から制限されていオークランドと他地域の往来が、120日ぶりに自由化された。
オークランドから出るには、ワクチン接種証明か陰性証明が必要だ。オークランドのワクチン接種完了率は95%で、マヌカウも90%に達している。道路の検問は、ノースランドへ向かう国道1号線と12号線の2カ所のほかは、スポット的に証明確認をするものに限られるようになった。ニュージーランド警察は交通の流れはスムーズだという。
クイーンズタウン空港では、朝9時にオークランドからの1番機が約200人の乗客を乗せて到着した。同日だけで、オークランドから1500人の到着が見込まれている。ニュージーランド航空は、12月15日にオークランドからフライアウトする人数は7500人と発表した。観光関係者はホリデー前にオークランドの往来制限が緩和されたことを歓迎した。その一方、今も80件程度の市中感染が発生している地域との往来が自由化することで感染の拡散を懸念する声もあるが、国民の大勢は用心しながら正常化へ向かっている。
<参照>(英語原文)
https://www.rnz.co.nz/news/national/457931/live-auckland-boundary-lifts-after-months-of-lockdown