【ポイント】
●11月22日(金)、NZ保健省がニュージーランド全土で百日咳(Whooping Cough)が流行しており、今後も増加傾向にあるとの報道発表を行いました。
●いくつかの国で百日咳の症例数が過去最高を記録しており、ニュージーランド国内でも、今後更に(12か月以上)感染率が継続する可能性があると警告しています。
●百日咳で懸念されるのは、高い感染力、新生児及び高齢者への重症化リスクであるため、予防接種を適切に行うこと、特に妊娠中の予防接種によって乳児を守ることが重要になると指摘しています。
【本文】
NZ保健省によれば、ニュージーランドでは、乳児期の予防接種(生後6週、3ヶ月、5ヶ月、4歳)と、11歳(学校7年生)のときの追加予防接種が推奨され、成人には、百日咳と破傷風の組み合わせワクチンが提供されています。
45歳以上の成人は無料で1回のブースターが接種可能であり、65歳以上であれば無料で接種可能としています。
在留邦人の皆様におかれましては、百日咳の全国的な流行には十分にご注意下さい。
【NZ保健省ウェブサイト】
https://www.health.govt.nz/news/whooping-cough-epidemic-declared-across-aotearoa-new-zealand
出典: 在オークランド日本国総領事館より