バイオセキュリティ当局は、オークランド北部のバークデール(Birkdale)地区でオリエンタルフルーツフライのオス1匹を発見し、緊急対策を実施している。このハエは最近パパトエトエ(Papatoetoe)で確認されのち捕獲と農作物の移動規制を実施したばかりだが、両者の関連性は現在調査中である。バイオセキュリティ当局は迅速に対応し、発見地点から200m圏内で毎日、1,500m圏内で3日ごとの検査を実施する。
また、フルーツフライの拡散を防ぐため、発見地域からの果物や野菜の持ち出しを制限する予定だ。住民に検査協力を求め、バイオセキュリティ職員が果樹の調査を行う。
ニュージーランドは厳格な輸入管理と全国8,000の監視トラップを活用し、過去13回の侵入を防いできた。フルーツフライは人体には無害だが、農業団体に深刻な影響を及ぼすため、引き続き警戒が必要である。