サーフィンは楽しいスポーツだが、自然が相手なので危険1を伴うこともある。ここでは事故に遭わないための Tips を紹介する。
波情報はここでチェック!
Surfline
www.surfline.com
ウェブとアプリあり。有料だが毎日のサーフリポートのほか、ウェブカメラで波チェックができたり、16日間の波予報が見られたりするので本気サーファーは登録する価値あり。世界中の波チェックも可能。
Good Surf Now!
www.goodsurfnow.co.nz
ウェブとアプリあり。無料。全国の主要サーフスポットの情報と、7日間の波予想が見られる。
Surf Scout
surf-scout.com
無料の波情報サイト。全国の主要サーフスポットをカバーし、1週間の波予想を公開。イラストが多いので必要な情報がひと目でわかる。
Surf Seeker NZ
surfseeker.nz
無料のサーフィン情報サイト。サーフスポットの情報以外にサーフショップ、サーフスクール、シェイパー(サーフボードを作る職人)なども検索できて便利。
おすすめサーフスクール
ムリワイ・サーフスクール
Muriwai Surf School
住所:458 Motutara Rd., Muriwai, Auckland
☎021-478-734
営業時間:10:00~18:00 ※時季によって異なる
料金:グループレッスン(2時間)$70~
URL:www.muriwaisurfschool.co.nz
ラーン・トゥ・サーフ
Learn to Surf
住所:Cnr. Of Stoke St. & Esplanade, Sumner, Christchurch
☎0800-807873、021-030-7231
営業時間:10:00~18:00 ※時季によって異なる
料金:グループレッスン(2時間)$89~
URL:surfcoach.co.nz
1. 海に入る前にコンディションをチェック
急に天候が悪化したり、波が大きくなったりすることもあるので、海についたらまずはコンディションをチェックしよう。サイズが小さく見えてもセット間隔が長いだけで、いきなりお化けセットが来ることも考えられるため、少なくとも5分程度は観察したい。リップカレントがどこにあるかの確認も忘れずに。
2. サーフバディを作ろう
初級者はできるだけ単独でのサーフィンを避け、仲間と一緒に入水するのが安全だ。難しい場合はライフガードのいるビーチに行き、周囲の人に気をつけながら、旗の近くでサーフィンしよう。旗と旗の間はサーフィン禁止なので要注意。
3. リップカレントに流されたら?
流れに逆らって岸に戻ろうとしても体力を消耗するだけ。リップカレントは幅が狭いという特徴があるので、落ち着いて横方向(ビーチと並行)に泳ぎ、リップカレントから抜けよう。近くにサーファーがいれば手を大きく振って助けを求めるのも一つの手。
4. サーフィンのエチケットを知っておこう
サーフィンでは一つの波に1人のサーファーが乗るのが基本ルール。また、波のピークに近いサーファー、アウトサイドのサーファーに波の優先権がある。これを破ってほかの人がすでに乗っている波に乗ってしまうのはマナー違反なだけでなく、非常に危険な行為。エチケットを知り、ルールを守ってサーフィンしよう。
5. 初心者はまずレッスンを受けよう
サーフィンを始めるならプロの指導を受けるのが上達の早道。海での安全やサーフィンエチケットも教えてもらえる。
ミコ・グルービーさん
フリーランスフォトライター
東京の編集プロダクションに勤務し、旅行雑誌・ガイドブックの取材で世界約30カ国を回った後、2005年にニュージーランド人の夫とともにニュージーランド・オークランドへ。現在はオークランドをベースにニュージーランド各地のほか、日本やハワイ、ソウルへ取材に出かけている。
Text: Miko Grooby
2023年2月号掲載