オークランドにいながらにして、ニュージーランド国内企業や家族経営で作る食材や食品、ワイン、ビールなどの飲料、ペット用品やキッチン用品などの、こだわりの製品が一堂に会す食関連イベントAuckland Food Showへ行ってきました。
試食や購入がその場でできるこのイベントである初日、この日はプレショーという本番前の参加者が設置や準備で慌ただしい、ザワザワとした雰囲気の中、ご招待を受け、VIPラウンジへ。
VIPラウンジは、軽食スタイルのバッフェ付きでワインやビールなどのアルコールからエスプレッソコーヒーまで用意され、今回クッキングショーで実演する料理家やシェフたちと歓談できるカフェスペースのようなところです。
機内持ち込み用の小型スーツケースやショッピングカートバックを持った常連さんたちも集います。ゆったりと休憩しながらフードショーを楽しみたい人にはVIPラウンジおすすめです。
さて、いざ会場へ。平日ですがだんだんと来場者が増えてきました。
フードショーならではの特価価格が並び、午前中で一部の商品が売り切れる店舗もありました。この商品気になるけど、味がよくわからないしな、と躊躇していた商品の試食はとてもありがたいです。
アルコールの種類も豊富です。ワインからジンなどのリキュール、日本のチューハイのようなヴォッカなどなど。
フードと言っても色々で、フライパンや最新エアフライヤーなどの調理器具からバーベーキューソースやスパイス、野菜やきのこなどなど。
また、今回楽しみにしていたのはNEFFクッキングシアターという、一流セレブシェフによる実演ステージ。今回はアナベル・ホワイトさんのショーに参加してきました。手をあげて質問すると、エコバックにティータオルとお土産をいただけます。
手際よく盛り付けられていく料理とともに観客からは笑い声が絶えないやりとり。アナベルさんならではのクッキング小ネタ、例えば・・瓶詰めのピクルスのピクルス液はオリーブオイルと混ぜて、ドレッシングにしたり、チョコレートケーキを作る際にマヨネーズを大さじ1入れるとコクが出るなど、気軽にできるハックが面白い。他にもワインやチーズのマスタークラス、ジンとスイーツのペアリングなど、盛りだくさんの料理体験ができるクラスも開催されていました。
実演販売のやりとりも会場を熱くさせます。その場で色々質問できるのがいいですね。
私は自分へのご褒美として毎年行ける時は行くようにしていますが、いつもブースの多さと熱気に圧倒されて、あ!あそこを行くのを忘れた!とか、あれも買っておけばよかった!と満足と後悔の入り混じった気持ちになります。今回は、スモークチリソース、オニオンピクルスやハラペーニョ入りチーズ、ナスのペースト(麻婆茄子のようでご飯にぴったり)などを購入しました。
このフードショーはオークランドだけではなく、ニュージーランド各地で行われているイベントのため、(来年のスケジュールもすでに公開されてます)ぜひスケジュールをチェックしてお近くのショーに行ってみてください。
書き手:コバンザメ